松本市出身の映画監督・山﨑貴（1964年〜）は、VFX（ビジュアルエフェクツ／視覚効果）を駆使し、『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズや『SPACE BATTLESHIP ヤマト』『永遠の0』『DESTINY 鎌倉ものがたり』など、CG合成とは思えない緻密な映像をつくりあげることで知られ、共同監督を務めた『STAND BY ME ドラえもん』シリーズなど3DCGアニメーションの分野でも高い評価を受けてきました。
またその作品の多くで脚本を手がけ、原作ファンも裏切らない演出力で、日本人の心に響くエンターテインメント性の高い映画をつくってきました。

本展は、山﨑監督がつくりあげる映像の世界を、絵コンテやデザイン画、映像制作のために作られたミニチュア模型や出演者の衣装、実物大のセットをはじめ、VFXの制作過程、完成映像などを通じて紹介するものです。

山﨑監督のデビュー作から最新作までを紹介する展覧会、ぜひご注目ください。